「お盆」の意味は? 馬と牛はなぜ飾るの?
2022/10/04
先祖があの世で苦しまず成仏してくれるように子孫が供養をする期間が「お盆」です。特に亡くなって四十九日法要が終わってから最初に迎える「お盆」を初盆(にいぼん・はつぼん・あらぼん・しんぼん)と言います。
家の門や縁側の軒下やお墓などに白提灯を飾ります。一昔前は、新しいご先祖様が迷う事の無いように、お墓で迎え火を焚き、白提灯に火を立て、家まで案内していました。中には、新盆には組内が集まり、お墓から家までの道のりに108本の松明を焚き、道標を作る地方もあります。
さて、お盆ではキュウリとナスで馬と牛を作り飾りますが、その由来はいくつもあります。「馬に精霊が乗り、牛に荷物を引かせる」という由来と、「インドから伝わった野菜を供えていたのが発祥」という由来と、「迎える時は馬で早く迎えて、帰るときは牛でゆっくりと」という由来があります。私は個人的に最後の「馬で早く、牛でゆっくり。」が気に入っています。
最愛のご家族を亡くされた方の気持ちも、きっと同じでしょう。迎える時には迎え火を焚き、送るときには送り火を焚きますが、京都の「大文字焼き」は送り火が由来と言われ五山お送り火の一つで非常に有名ですね。
「お盆なら「七世の父母」(人間は何回も生まれかわっているうちに、全ての人を父母とする因縁が出来る)今は亡き父母が何処におられて、どんなご縁を頂いているのか。想像するだけでお盆が終わってしまいます。インターネットで調べるなら「七世の父母」「ジャータカ」「餓鬼事経」です。メモリアルホール「美空」では葬儀事前相談を随時受け付けています。オリジナルのオーダー花祭壇が人気ですが仏事に精通しているため葬儀後のアフターフォローが非常に安心なのが人気の理由なのです。心配のある方はぜひご相談ください。ちなみに相談員は話しやすい女性です。
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